どんな時に検査を受ければよいでしょうか
- 胃が重かったり、胸焼けするとき
- 食事のあと、胃がもたれるとき
- 貧血になったり、体重が減ってしまったとき
- 胸からヘソの間に違和感や痛みがあるとき
検査スケジュール
ご予約 | 外来を受診して予定を決めます。 |
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検査前日 |
21時以降は食べないでください。 水、お茶は飲んでもかまいません(検査開始5時間前まで飲用可能です)。 |
検査実施 |
検査開始の30分前までに受付をして下さい。 検査時間は約5分です。 |
検査終了 | 検査後しばらく安静にしていただきます。 |
胃内視鏡検査が苦手な方へ、二つの検査方法があります
- 経鼻内視鏡検査
- 鼻から挿入できる細い内視鏡により、のどの苦痛を軽減できます
- 静脈麻酔下での検査
- 点滴により意識のない状態にして、無痛の検査を行います
偶発症について
上部内視鏡による危険性としては次のような報告があります。
- 上部内視鏡における偶発症の割合は経口で0.005%、経鼻で0.024%であり、内訳は出血、裂創、穿孔、皮下血腫、縦隔炎、気管支痙攣などがあります。 死亡の割合は0.00013%です。
- 検査前に使う麻酔や前処置に使用する薬でショックを起こすことがごくまれにあります。アレルギーのある方はお知らせください。
- 検査前にあった基礎疾患の悪化。
これらの偶発症は、最善の手技をつくしても完全に防止することはできません。
重篤な偶発症により輸血や開腹手術などの緊急の処置が必要となった場合、高度医療施設への転送を含む最善の方法で対応します。
医師・看護師・スタッフ一同細心の注意をはらってスムーズな検査を行うことに努めますので、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。