広報誌第2号[2019年4月]

広報誌てとて
インタビュー 理事長/大部 幸

インタビュー 理事長/大部 幸 地域への想いを紡ぐ。

歯車の一つとしての私たちの役割

祖父が建てたこの病院を前理事長の父が昼夜関係なく働く姿を子どもの頃から見ていました。
親から将来について言われたことは一度もありませんでしたが、私はこの地域のために働きたいと、迷うことなく医師を目指してきました。

大学卒業後、としま昭和病院へ戻ってきたのは約15年前です。
当時は経験不足もあり、分からない事を調べながらの日々に心身共に疲れ切っていました。
毎日家へ倒れ込むように帰る私を見かねた夫が、大学病院を辞めて病院を手伝ってくれたのは本当に助かりました。
お陰で特に知識不足を痛感した呼吸器に関して、より深い知識を学ぶために専門病院で勉強(勤務)する時間を作ることができました。

少し心にゆとりができ、客観的にとしま昭和病院をみれるようになると、私たちの地域に対する役割も見えてきました。
私たち小規模病院は「医療の窓口」です。
高度医療は大学病院に任せ、その患者さんに何が必要かを見極め、ときには介護施設や行政との橋渡しすることも必要になってきます。

その役割の一つが訪問診療です。
ただ身体の治療をするのではなく、患者さんの心の状態を読み取ることが重要です。
医師に対して聞きたくても聞けない事や薬が効かなくても言いづらい事はこちらが話題を振って何でも相談できる関係を築くことが必要です。
「今日は笑顔が少ないな」と感じたときは家族に状況を聞くことで、早めにケアマネージャーなどに繋げることも可能になってきます。

病院は専門職の集まりです。
それぞれが壁を作らず歯車の一つとして、お互いを理解し噛み合うことで、地域全体を支える大きな力となれるよう努力して参ります。

幸先生の略歴を見る
ハートネット連載

今回のテーマ 入院後の生活の変化に注意!

手術などで入院すると思うように体が動かないため、生活意欲に影響が出る場合があります。
何もしないでいると徐々に体の機能は衰えていき、ときには認知機能にまで悪影響を与えてしまいます。

会話
ベッド

地域サービスの有効活用

退院直後は体力が衰え、無理をすると転倒などの危険があります。
介護サービスやお弁当の宅配など様々な地域サービスを活用して、徐々に入院前の生活へ戻すようにしましょう。

お弁当の宅配

相談窓口

地域包括支援センターでは介護保険や生活相談を無料で行っております。
また、当院の医療相談窓口「ハートネット」へお気軽にご連絡ください。

ハートネット相談窓口

「医療相談」とお申し付けください。 03-3953-5555 (代表) (平日)9:00 ~ 17:00
医療相談「ハートネット」の詳細へ

豊島区だより

【利用者負担の軽減】介護保険負担限度額認定証

介護保険施設入所者およびショートステイ利用者の居住費と食費については、施設との契約により定められますが、住民税非課税者等については、負担限度額を設け、限度額を超える部分を給付することにより、負担の軽減を図ります。
詳細は区HPまたは区役所の介護保険課へご相談ください。

引用元:豊島区公式ホームページ
〒171-0052
東京都豊島区南長崎5-17-9
03-3953-5555