広報誌第4号[2019年10月]

広報誌てとて
インタビュー 医師/山本 太郎

インタビュー 医師/山本 太郎 生活に活きる医療。

一人から繋がる地域の健康

としま昭和病院へ来たのは14年前になります。

それまでは大学病院に在籍し、糖尿病や高血圧など生活習慣病に関する研究を主に行っていました。
大学病院の患者さんは極端な例が多く、合併症により、失明や脳梗塞などの一歩手前の方が多くいました。

この段階で治療を始めると糖尿病性腎症による透析導入など経済的な面も含めて患者さんの生活に大きく影響してきます。
これを最小限にするには、早期発見、早期治療が何より大切で、そのために患者さんの近くにいることが必要です。
そこで、頭の中の研究を実際の診療の現場で活かすべく、先輩の勧めもあり、としま昭和病院で働き始めました。

専門領域だけを診る大学病院と違い、何でも相談される診療に最初は戸惑いましたが、他の医師とも相談しながら乗り越え、患者さんともいい関係を築くことができるようになりました。
この地域は下町の雰囲気がありコミュニティの輪があるのはとても素晴らしいと思います。
「八百屋の〇〇さんに聞いてきた」という方もいて、一人の方に届けた情報がコミュニティを通して広がります。

特に糖尿病や高血圧は自覚症状がないため、健康診断を受けても「糖尿病の『け』がありますね」と言われ、「今年も指摘されちゃった」「ま、いっか」とほっておく方が多くいます。
ところが、症状が出た時には進行していることが多いため、早めに専門家へ相談する必要があります。

例えば、「足先が痺れる」や「足に紙が張り付いたような感覚がある」は糖尿病合併症の初期症状の一つです。
こういった何気ないサインを病院に来ない方に伝えるのは難しく、大きな課題の一つだと思っております。
今後も患者さんひとり一人を大切にし、それらを積み重ね地域の健康の一助となれれば幸いです。

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ハートネット連載

今回のテーマ 病院の医療相談窓口

どんな相談を受けてくれるの?

「転院、入院先を探したい」
「自宅で療養するには?」
「誰に相談したらいいか分からない」
など、介護や生活に関するどんな相談でもお受けします。
誰もが直面する悩みを健康面、生活環境、経済面の様々な要因を整理し、幅広いネットワークから選択肢をご提案します(相談無料)。

悩み1
悩み2

医療相談・連携室のお仕事

患者さん目線になり、様々な問題を解決するお手伝いをしております。
・他の病院・施設の相談窓口
・施設や担当者への橋渡し
・レスパイト入院のご相談
・地域医療・福祉連携の参加
など

解決

最寄りの相談窓口も活用しましょう!

各地域には高齢者の見守りなど様々な相談を受け付けている相談機関(高齢者総合相談センター/地域包括支援センター)が設置されています。

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塩澤 俊一
しおざわ しゅんいち

塩澤 俊一医師

出身: 東京都
血液型: A型
星座: うお座

鳥取大学 医学部卒
東京女子医科大学東医療センター 外科 診療部長/教授

・日本外科学会 認定医・専門医・指導医
・日本消化器外科学会 認定医・専門医・指導医・がん治療認定医
・日本消化器病学会 専門医・指導医
・日本肝胆膵外科学会 高度技能指導医
・日本胆道学会 指導医
・日本がん治療認定医機構 認定医 教育医
・指定医指定 難病指定医
・インフェクションコントロールドクター

豊島区だより

「豊島文京(平日準夜間)こども救急」を週5日間実施中

平成19年から都立大塚病院で平日準夜間に行なっている小児初期救急診療(外来)を、令和元年10月1日より文京区と共同実施にしました。
豊島区内及び文京区内の医師会の医師が診療に当たります。【詳細は区HPを参照】
診療日: (平日)月曜~金曜の午後8時~11時

引用元:豊島区公式ホームページ
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