心身機能活性運動療法

心身機能活性運動療法とは
心身機能活性運動療法とは『薬に頼らない』運動療法です。
脳・心・体を総合的に活性化して、健康な部分の脳を活性化させることで問題となる症状を改善し、脳の活性を維持しようとする脳の可塑性を最大限に活用する運動療法です。
この運動療法は約30年前に小川眞誠氏により認知症の予防と治療のために開発されました。しかし日本では認知症は薬物治療が優先されるため、この運動療法は国内よりも上海を中心とした海外で普及しました。その後脳卒中後遺症、パーキンソン症状、小児の発達障害、自閉症などでも効果が報告され、現在ではこの運動療法は国内の特別養護老人ホームやデイサービスなどで活用されるようになりました。日本の医療制度ではリハビリなどの運動療法は治療期間・施術内容が限定されているため、まだこの運動療法は病院では運用されていません。
適応:リハビリさせたいが、意欲がなかったり、抵抗したり、リハビリが継続できない状態。
リハビリの適応が無いと判定された場合などがこの療法の適応になります。
・認知症
・発達障害
・パーキンソン症状など運動障害、フレイル
・脳出血後遺症、脳梗塞後遺症
心身機能活性療法を構成する6つの要素
① 活性温熱療法―精神・神経機能の活性
② フィンガースポーツ運動療法―精神・神経機能の活性
③ フラハンド有酸素運動療法―精神・神経機能の活性
④ 心身脳体操―全身の活力がよみがえる
⑤ ゲーゴルゲーム運動療法―精神・神経・身体機能の活性
⑥ 回想療法―言語・知的機能の活性

当院では、これに自立支援介護の考え方、院内デイサービスなどを組み込み、ひとり一人に応じた独自の運動中心のプログラムを用意します。病状に応じて最大一日約5時間、週5日、三ヶ月間が基本的なプログラムです。
入院中の施術は、NPO法人による認定指導士が行います。
入院期間:2ヶ月~3ヶ月間
協力:NPO法人・日本心身機能活性療法指導士会
※『自立支援介護について』から4つの基本ケアの説明もご参照ください。
なぜこれで改善が期待できるのでしょうか?
【脳が動けば心が動く 心が動けば体が動く 体が動けば脳が動く】
本人と指導士が、毎日顔を見て声を掛け合い、手と手を触れ合うことで強い信頼関係が生まれます。他の施設では対応できない複数の施術を組み合わせ、短期間に集中して実施することが大きな効果をもたらすと考えています。現代医療では認知症を治療して治すことは出来ませんが、この療法なら症状の改善に貢献できる可能性があります。
これが心身機能活性運動療法の目的です
【日常生活の基本動作改善のためのリハビリテーションへつなげる】
もうリハビリはできない、寝たきりで声をかけても反応も無くなった、と諦めていたこれまでの医療。『手と手』『心と心』がつながることでまだ残っている人間の回復力を引き出し、次のリハビリまでつなげる状態へ回復することが目的です。
詳細については、心と体の回復体験プログラム、または医療連携室までお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
「医療連携室に相談がある」
とお伝えください
