院長あいさつ

院長
大部 雅英 (おおぶ まさひで)

当院は昭和24年に昭和医院として開業してから、この地で長年にわたり皆さんとともに歩んできました。
2023年4月には、さらに地域医療をささえるため病院の全46床を地域包括ケア病床に転換しました。
病院の機能としては「病院紹介」にあるプライマリケアとしての『医療の窓口』、健康維持のための『健康の発信基地』、包括病床としての『地域医療・家庭救急』があります。
これらの機能を円滑に行う上で、①生活の経済的・社会的背景まで考慮した支援をすること、②相手の視点に立って多職種連携や柔軟な医療を行うこと、この2点の課題に正面から取り組むことが必要であると考えています。
これらの課題に対応するために立ち上げた、当院の新しい取り組み『心身プロジェクト』を紹介します。
2023年12月から全職員の人間力を高める職員研修『木鶏会』を導入し、まず人を育てることから始めました。
平日は院内デイサービスを行い、認知力低下の予防や活動性の向上を目指しています。またこれまで介護拒否の方には少人数から開始するなど個別の対応をすることで、退院後は通常のデイサービスが利用に可能になったとの報告もいただくようになりました。
在宅支援の拠点となることを目指して、嚥下訓練・栄養指導も強化しています。
2024年4月からは身体拘束最小化の取り組みを行い、2025年からはオムツ使用ゼロを目指す自立支援介護(日本経営、社会福祉法人正吉福祉会による指導)、心身機能活性運動療法(NPO法人日本心身機能活性療法指導士会による指導)を導入しました。これらの個別の取り組みについては他に紹介記事がありますので参照してください。
これまでの薬物治療に大きく依存していた医療を地域利用の立場から見直し、『手と手の触れ合い』、『心と心のつながり』を重視した補完代替医療の要素を加えることで、より柔軟で幅広い医療の提供が可能になると考えています。
これら多くの当院独自の取り組みを総合して『心身プロジェクト』が成り立っています。
まだまだ発展途上ではありますが、必ず日本の医療改革のさきがけになるため
職員一同精進してまいります。 引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。