心と体の回復体験プログラムについて

対象症例

・寝たきりや認知機能の低下などにより、介護にお困りの方

・原因がはっきりしない体調不良や、慢性的な症状にお悩みの方

・ご高齢の方やご持病のある方、がん治療中・終末期において体調面や生活面に不安のある方
・また、そのご家族の方家族のかた

目的

病気や加齢などにより低下した心身の状態に対して、
本来人間に備わっている治癒力を活性化し呼び覚ますことによって、人間らしい生き方をとり戻すこと。また日常生活の質(QOL)の維持・向上を目指し、心身のバランスを整えることを目的としています。

体験方法

3つの基本コースを軸に、複数のプログラムを組み合わせながら、
一人ひとりの状態に応じた支援を行います。
本プログラムは主に入院での実施となりますが、
状態に応じて外来や訪問診療での対応についてもご相談いただけます(自費診療を含む)。

対応内容について

① 介護や生活動作に課題のある方

→ 自立支援介護や運動療法などを通じて、日常生活動作の維持・向上を目指します。
② 慢性的な症状にお悩みの方

→ 現在の治療を尊重しながら、多角的な視点で心身の状態に向き合います。
③ ご高齢・終末期の方

→ 身体的・精神的な負担の軽減や、ご本人・ご家族の生活の質を考慮した支援を行います。

・笑顔が見られるようになる
・認知症の症状の改善が期待される場合があります
・穏やかに過ごせるようになる
・自分でトイレに行けるようになる
*それぞれ個人差があり、症例により症状が増悪することがあります。 体験期間はその後の経過により相談のうえ中止、変更が可能です。症状の変化により抗精神薬などの変更や追加を検討することがあります。身体拘束は最小限にするため転倒・打撲などのリスクは高くなることがあります。入院に持病などの病状が変化した場合は適切に対応します。

①について:自立支援介護、心身機能活性療法を参照ください。
②について:慢性疼痛、慢性疲労など、原因が不明とされ治療方法が見つからない場合。「うつ、摂食障害」などの診断で生活が困難となっている場合。
薬に頼らない医療が基本ですが、これまでの治療を継続し、他の施設とも連携して柔軟に対応します。
③について:一般診療に加えて病状に応じた処置を行なっています。
終末期には、疼痛以外にも、体や息のにおい、皮膚のかぶれ、手足のむくみ、などの体の変化が本人の苦痛を強めたり、介護する家族の精神的な負担にもなります。
また抗癌剤は希望しないが他の治療を探しているケースもあります。
これら見過ごされがちな問題に対しても一緒に解決方法を考えていきます。

当院の基本的な考え方

薬物療法だけに限定せず、
リハビリテーションや生活支援、補完的なケアなどを組み合わせ、
多角的に患者さまを支えることを大切にしています。

現在入院中に行なっているプログラム
✅ リハビリテーション

✅ 柔道整復術
✅ 鍼灸治療(自費)
✅ 温熱ケア

✅ リラクゼーションプログラム

✅ 足部ケア(距骨アプローチ)

✅ 音楽療法的アプローチ

✅ アロマケア(自費)

✅ 栄養サポート(自費)

✅ 水素吸入(自費)

院内デイサービス

自立支援介護

オムツの卒業、食事・排泄などの自立を目的とした2ヶ月のプログラム。
食事・排泄・移動など、日常生活動作の維持・向上を目指した支援を行います。

心身機能活性運動療法

指導士の一対一による運動療法を中心に一日5時間、週5日間、3ヶ月の多彩なプログラム。
個別対応を中心とした運動プログラムにより、身体機能や活動性の維持を目指します。

リハビリテーション

その人に応じた生活に必要な動作の回復を目的とした訓練。
患者さまの状態に応じて、日常生活に必要な動作の維持・改善を目的に実施します。

柔道整復術・鍼灸治療

疼痛緩和、関節の可動域の回復を目的とした施術

補完的ケア(温熱・音・香りなど)

温熱、音楽、アロマなどを用いたケアを通じて、
リラックスや心身の安定を図ることを目的として提供しています。
※これらは医療行為の代替ではなく、補助的なケアとして位置づけています。

栄養サポート

精神的な疾患でも栄養バランスの乱れが原因となっていることがわかってきました。
大病後の栄養障害、年齢による低栄養、免疫力低下、などさまざまな病態に応じた補助食品を紹介します。

院内デイサービス

入院中も一般のデイサービスと同じような活動を行なっています。  
これまでデイサービスに抵抗のあった方には、経験する良い機会になります。
入院中も活動性を保つことを目的に、レクリエーションや軽運動などを取り入れた支援を行っています。

効果には個人差があり、症例により症状が増悪することがあります。
体験期間はその後の経過により相談のうえ中止、変更が可能です。
症状の変化により抗精神病薬などの変更や追加を検討することがあります。
身体拘束が必要な場合でも、行動監視モニターを併用しながら、拘束を最小限にするため転倒・打撲などのリスクは高くなることがあります。
プログラムにより予想外の変化があった場合は、施術を中止し適切に対応します。
入院に持病などの病状が変化した場合は適切に対応します。
他に通院中の場合、主治医の同意があればその治療を継続することができます。
(抗癌剤や特殊な高価薬は当院では処方できませんので、あらかじめ相談してください)
プログラムにより別途費用が必要なものがあります。

ご理解いただきたい事項

・本プログラムは、治療効果を保証するものではありません

・効果や変化の現れ方には個人差があります

・体調や状況により、内容の変更や中止となる場合があります

・症状の変化に応じて、治療内容の見直しを行うことがあります

・転倒などのリスクを伴う場合があります

・他院で治療中の方は、主治医と連携のうえ対応いたします
※プログラム内容により、別途費用が発生する場合があります