これからの地域病院のめざす道

「院長挨拶」でも述べましたが、地域の病院として①『医療の窓口』としての機能、②『健康の発信基地』としての機能、③『地域医療・家庭救急』としての機能の三つをあげました。
これらを円滑に行う上で、①生活の経済的・社会的背景まで考慮した支援をすること、②相手の視点に立って多職種連携や柔軟な医療を行うこと、この2点が背景として成り立つことが必要と考えています。
今私たちは医療連携室の役割を拡充し、致知出版社月刊誌『致知』を活用して職員一人ひとりの人間力向上に取り組んでいます。2026年以降も日本の医療崩壊はさらにすすむことでしょう。自らがこれまで停滞していた医療を見直し大胆に改革することが必要不可欠となっています。
私たちは、これまでの薬物治療に大きく依存していた医療を地域医療の立場から見直し、『手と手の触れ合い』、『心と心のつながり』を重視した補完代替医療の要素を現在の医療に加えること(統合医療)で、より人間らしい医療が可能になると考えています。それは肥大した医療費の削減にも貢献することでしょう。
現在の医療制度に沿った、当院独自の取り組み『心身プロジェクト』を実践することは、今後の日本の地域医療が立ち直るためのさきがけになると信じています。
一人でも多くの方々のご支持をいただきまして、未来にはこの取り組みが普通の医療行為になっていることを願って。
令和7年1月吉日
としま昭和病院院長 大部雅英
